雑な倉庫
試着室で思い出したら、
本物の恋だと思う。
恋が終わるのなら、
せめて夏がいい。
運勢は
生まれた日より
選んだ服で
変わると思う。
悪い女ほど、
清楚な服が、
よく似合う。
今日は別人みたいなんて
失礼しちゃうわ 嬉しいわ
恋の終わりと
恋のはじめで
女の子は
キレイになれる。
何を着ても
かわいくない日も、
たまにはあるけど。
からまりながら、
ほどけながら、
暖め合いたい。
好きは、片思い。
似合うは、両想い。
「おかえり」を
言わせたくて
「行ってきます」を
言った
脱皮したら、春。
あなたと いたい、と
ひとりで平気、を
いったり きたり。
夢の中のわたしは、
いつもより、
大胆になっている。
前向くために
横道それたい
こともあるのよ
恋が実るたび、
もう何も
欲しく
ないと
思うけど。
可愛くならなきゃって思うのは、
ひとりぼっちじゃないってこと。
カラダごと
着替えたくなる
時がある
別人にはなれないから
自分をかわいくすればいい。
おりこうじゃなきゃ、おしゃれはできない。
夜中にしぼんだ恋ごころも
目覚めた頃には咲いている。
たったひとつの恋が欲しくて、
どれだけの涙をこぼしただろう。
とびっきりの私になれたら
サンタクロースも飛んでくる
一生懸命
外見を磨いたら
とっておきの内面が
見えてくる。
泣きたくなったら、
さっさと着替える。
自分をもっと愛せるように、
まずはみんなに愛してほしい。
お気に入りを着ていれば、
作った笑顔は必要なくなる。
人肌恋しい
季節だけ
女は
コートを
着る。
この日の
輝きたい気持ちに、
国境はありません。
ちゃんと欲しがる女だけ、
欲しがられる女になれる。
本当の好きに近づくために、
なにが嫌いか知っておく。
ありふれた春だけど
冬をのりこえた春だもん
嬉しいも哀しいも
表情より
着ている服で
伝わっていく。
雨が嫌い
だった頃、
わたしは
まだ、
誰の
ことも、
好きじゃ
なかった。
わたしが
うんと
おめかし
すれば
世の中
まだまだ
あかるく
なるかも