スペイン旅行 2010.1
一日目。
婚前旅行という形で出発したスペイン旅行。
ハネムーン💛なので、奮発してビジネスクラスで行ってきました。
今回は、ルックJTBの「オーレエスパーニャ」を購入。
ちょっと話はそれますが、実は大概の百貨店では「ブライダルクラブ」みたいなものがあり、 それに入会して(もちろん無料)百貨店内の旅行代理店で商品を購入すると その金額の何%かの商品券を貰えたりなどの特典があります。
これ↓が 生まれて初めてのラウンジ。
ここでは軽食や飲み物も食べ飲み放題。
しかし、僕らには全然時間なく、滞在時間5分くらい?だったかな(^_^;)
一口お菓子かじって終了でした。
ビジネスクラスは、搭乗手続きも優先的。
そんな些細なことで、つい優越感に浸ってしまいます。
広いっす~★
行きの便は席がガラガラで、本当に快適でした。
デデーン!!
足の長い僕が、最大限にのばしてもこの余裕(^_-)-☆
利用したのはフィンエアーです。おすすめ。
JALとの共同便でしたので、JALの客室乗務員さん(日本人)もいて安心。
ちなみに、フィンランド人は日本語全然だめです。
「何かドリンクいりますか?」って聞かれ、
「ミルク!」と言ったら「ビール」がでてきました。
なぜ、そうなる?
ウエルカムドリンクです。
ワインなど何種類もアルコールが用意され、飲み放題だったんですが、
飛行の高度が高くなると、どうも酔いが回りやすくなるようで、
すぐに気分が悪くなり、ソフトドリンクばっかりに…。
記念に、食事の写真を何枚か紹介しときます。
どれも美味しかったです。
デザートのアイスは「ハーゲンダッツ」。アイスまでリッチ。
ちなみに、
スリッパ、歯ブラシ、アイマスク、靴下、耳栓、小銭入れ、ハンドクリームは無料で配られます。 小銭入れは、ベルトに巻きつけるタイプで、案外現地で重宝しました。
太陽パワーにより写真が白とびしてます。
この時になってやっと旅行に出発したんだなと実感してきました(感激)。
いっとき、病院のことを忘れられます。
あっという間に中継地点であるヘルシンキ空港に到着です。
流石に一面流氷、雪景色でした。こんなとこで暮らすって大変そう…。
添乗員さんに教えて貰ったんですが、
ムーミンってフィンランドの妖精だったんですね。
今回の担当になった添乗員さんがミイに似てました(自分でも言ってた)。
う~ん、可愛い!!行きは時間なかったので、帰りに寄った際に数点購入。
⇒披露宴でのドレス当てクイズの景品の一部にしました。
ここからマドリード空港までまた4時間。乗り換えてさらにかかります…。
この線も一応「ビジネスクラス」でしたが、
実際はエコノミー2席分を使っていいよっていう仕様。使いづらい。
到着した時には流石にヘトヘト…。
マドリード空港は、オシャレな?変な作りになってました。
荷物受取場の2Fはcafeになっています。
流石、芸術の国、スペイン。
欧州線では、載せたはずのトランクが所在不明になったり、
軽く破壊されたりするらしいです。最近社会問題になってますね。
日本人のトランクでは【ハードケース+バンダナ】が多いようで、盗人に目を付けられる可能性もあるようなので、注意が必要です。
添乗員さんが不安げにしてましたが、
全員の荷物が無事と分かると凄くホッとしてました。
そして、現地ガイドさんとも合流し、本日のホテルに移動。
マドリードは2泊。ホテルは『PASEO DEL ARTE』。
プラド美術館やアトーチャ駅という主要なポイントの近くに建っています。
2泊するのは最初のここと後は最期のバルセロナのホテルだけ。
正直、田舎より都会のホテルの方が良かったですネ。
まぁ…基本、疲れて寝るだけなんでどーでもいいんですが。
しかし、日本と違って、湯沸かし器もないし、
歯ブラシもマドリードのホテル以外ありませんでした。
やっぱり日本はすごい。
というわけで初日は終了。いや~書くのも疲れた…(笑)
二日目。
まずは、ホテルでの朝食です。入口でルームナンバーを尋ねられます。
英語が苦手な僕は、朝っぱらから緊張してしまい、
「309」(部屋番号)と言おうとして、口から出た言葉が…
「スリーゼロきゅう」
こうやって妻からの信頼性が失われていくんですね…。
当然、「(●゚Д゚)?what」という表情をされましたが、
僕は間違いに気付いていないので、
『なぜこんな簡単な英語でさえ通じないんだ』とヘコんでいました。
後に、ハッと気付いて赤面です…。
食後、スペイン最初の観光は「プラド美術館」からでした。
やはりヨーロッパ、美術館はデカいです。絵も会場も。
知識がない方は、是非ガイドさん付きをお勧めします。
今ではすっかり忘れてしまいましたが書かれた時代背景の知識が加わると何倍も楽しみ方が増します。
今回、すごく気になった画家さんは「ベラスケス」。
特に『ラス・メニーナス(女官たち)』は圧倒的な迫力でした。
館内での写真撮影は禁止です。上の画像はネットで拾ってきたものです。
観覧時間は2時間半くらい。全体の1/3ぐらいしか観れずに終了。
すぐさま、バスに乗り、スペイン広場に移動です。
ここはスリが多発するところで有名…のはずが、
実際にはガラガラでひと気なし(^_^;)
ドン・キホーテとサンチョパンサ、そして作者のセルバンテス像。
周りが道路なのであんまりゆっくりできる雰囲気じゃなかったです。
ここはサッサと終了し、またバスに乗って「王宮前広場」へ向かいます。
入口に衛兵さんが立っていて、遠目からの写真撮影だけの予定でしたが、
この日は運よく「騎馬兵衛兵交代式」が観れました。
「タンタタンッ」と小太鼓や笛を鳴らしながら、
衛兵さんが行進してきたかと思うと、続いて白馬の衛兵様が登場。
おぉ~。カッコいい。
横に立っていた添乗員さんが
「無敵スペイン艦隊も落ちたわね」
とボソっと言ってたのが気になりましたが、まぁいいでしょう。
おなかがすいてきたところで、待ちに待ったランチの時間です。
「SIRENA VERDE」というお店でした。
スペイン人は
昼食は大体14時~16時に食べて、
夕食を20時~から取り始めるそうです。
なので、12~13時くらいにお店に訪れても僕ら以外、客はゼロ。
むしろそんな早い(?)時間に開いているお店はなかなかないとのこと。
食事代はツアー料金に含まれてはいましたが、
ドリンク代は入っておらず、その場でし払う必要があります(水も有料)。
スペイン人の料理は適当で、細かいことは気にしないようです。
同じ料理でも食材の切り方は皿ごとに異なるし、
飲み物をつぐ量もコップごとにまるで違う。
添乗員さんいわく、文句を言っても不思議がられるだけらしく、
慣れるしかないそう。
↑これで同じ値段なんだから文句言いたくなりません?
まだ食べかけだった皿も一瞬の隙に持って行かれたりもしました(笑)
この写真じゃ分かりにくいと思いますが、巨大なパエリアです。
味は美味しく、総じてスパイン料理は、口に合いました。
満腹になったところで、ここで今日の予定は終了。後はフリータイム。
僕の場合は、オプションツアーとして「トレド半日観光」を申し込んでました。65ユーロ。高いっす、JTB。
ということで、午後は「トレド観光」のOPツアーに参加。
同じ『オーレエスパーニャ』の東京発のメンバーとも合流し、一緒に出発。
このツアーを通して、添乗員・ガイドさんの喋りがめちゃ面白く、全然退屈しませんでした。 僕らは関空発のツアーだったせいか日本人ガイドさんは全員関西人。東京発よりお勧めです(笑)
古都トレドはマドリードの近く…といってもバスで1,2時間程度。
誰が写真を撮っても画になる町全体が世界遺産。
イスラム教徒に追いやられ、細々暮らしていたキリスト教の町です↓
ババーーーン!!!
スペインに着いて、連日天気予報は曇り~雨やったんで
すごく心配しましたが、晴れて良かった(^_^;)
予想以上に綺麗な町でうっとり。
青空も日本とどことなく違って澄んでいるような気がする(笑)
そして、バスでそのまま町の中まで移動。
家1つ1つがオシャレです★
日本と違い、スペインでは地震がないので、
建物は何百年ももつらしく、それで昔の街並みが残っているとか。
住む人は変わっても、建物自体は昔から変わっていないそうです。
トレドのカテドラルもついでに見学。
カテドラルは…大聖堂のこと。
町1つに大聖堂1つあるそうで、それぞれ少しずつ趣が異なってて面白い。
日本の寺と違って、ダイナミックな内装で天井も高く、
まぁとにかく巨大ですわ。
堂内は流石に撮影禁止なところが多いので撮れませんでした。
実際に自分の目で見るしかないです。
さらば、トレド(T_T)/~~~
閑散としていて心地よい町でした。
世界遺産に登録されると、住む側としては面倒なことも多々あるらしく、
トレドの若者たちは隣町に多く住んでるらしいです。
上の写真の道を真っ直ぐ行った先だそう。
惜しみつつ、またバスでマドリードに戻ります。
着いた時には19時頃。
スペイン人にとっては、まだまだ夕食には早過ぎる時間帯。
僕らはスペインブランドであるZARAへ行ってみることにしました。
もともと日本でも商品が安価で手に入るブランドではありますが、
現地で、しかもウインターバーゲン中。
数百円とかで商品が売られてました(゚Д゚;)
ただ、これまたカルチャーショックだったんですが、
バーゲン商品はくしゃくしゃのまま荒れ放題、地面に落ち放題、
かけてあったハンガーごと落ち、それを客が踏んでる…😨
という状況で、買う気が萎え(爆)、すごすご帰宅しました。
ホテルまでの帰りはタクシーを利用。
地下鉄を使う手もありましたが、ツアーで一緒だった別のカップルが、
財布をスラれそうになったらしいのでやめました。
ただ、運ちゃん英語通じないし、僕らスペイン語話せないし、
このまま帰れなかったらどうしよう…とちょっぴり焦りました。
二日目終了です。
三日目。
朝からアトーチャ駅でAVEに乗り、
スペインの南にあるコルドバに向かって出発です。
AVE👈新幹線のことです🌟
セビージャ万博開催を記念して作られたとか。
スペイン側は日本に技術協力をお願いしようとしていたらしいのですが、
EU諸国の反発により、結局ドイツ・フランスよって開発されたようです。
『延着すると払い戻しがある』という決まりがあるようで、
時間に超ルーズなスペイン人らしからぬ設定ですね(笑)
これが噂のAVE↓
プリウスみたいに出発する際に、全く音がしません。
当然、アナウンスもない。
スーッと動き出すのでめっちゃ怖い(^_^;)
1時間40分くらいでしょうか?コルドバに到着です。
意外に走行中、全然揺れず快適でした。
南スペインは全体的にのどかなところで、スリもいなさそう。
いいところですね。
「花の小路」。
白い細道をガイドさんに案内されつつクネクネ歩いて行きます。
この路は本当に綺麗…春が来るともっと華やかになるやろうなぁ~。
そのまま『メスキータ』へ。一種の大聖堂です。
よくテレビで見る光景、そのまんま。
スペイン人?イスラム人?は「天井」にこだわりがあるそうです(゚Д゚)ノ
ゴロンと横になったら、天井見ちゃうし、そう考えると自然な発想かな。
天井の凝りようは半端ないです。
このメスキータでも…
こんなんや…(た、高い)
こんなんなど、多種多様で飽きない。っていうか凄すぎ(◎_◎;)
見過ぎて、首が曲がって痛かった…💦
はい、そしてこれが本堂みたいなところです。
カメラに収まりきりません。
写ってませんが、横に巨大なパイプオルガンがありました。聴いてみたい。
スーッとガイドさんが僕に近づいてきて、
『ここは神聖な場所なので写真撮影時の過度なポーズは控えて下さいね』
と釘を刺されました。
披露宴エンドロールDVD用に、これまで要所要所で、
夫婦二人で変なポーズで写真撮ってきていたので
目を付けられていたようです(爆)
昼食はパラドールで済まし、今度はセビージャにバスで移動。
セビージャはフラメンコ発祥の地とのことで、
夕食はフランメンコショーでした。
ショーはまずまずの客入り。他にもツアー客はいましたが、
JTBだけ本番前に【パフォーマンスが見れる+ワイン1杯支給】
というサービスがありました。
フラメンコってどうしても「女性」のイメージでしたが、
男性のフラメンコの方がカッコいいし、迫力があって魅力的でした。
熱い音楽と踊り、手拍子そして掛け声…。
passionを感じさせて頂きました!!大感動!!
隣にいた添乗員さんも、一緒にステップを踏んでたのがウケた(笑)
ちなみに、妻は、大音響の中、横で爆睡…旅の疲れ?
その後はホテルの帰り就寝。三日目終了です。
四日目。
本日はセビージャ観光。
朝からバスに揺られ、やってきたのは「スペイン広場」です。
実は、「スペイン広場」という名の広場はいたるところにあって、
確かマドリードにもあったような…(゚Д゚;)
昔、イベロ・アメリカ博覧会場として使われたところらしく、
タイルで各県?の紹介がされています。
広大な広場… 1つ1つ見てみると…
こういう風に、その都市を象徴した絵がそれぞれ並べられていました。
そして、その次に向かったのが、ヒラルダの塔とここのカテドラル☟
徒歩で長い道を根気よく登っていくと、見晴らしのいい屋上に辿りつけます。
今日も天気予報は雨でしたが、無事快晴です☀
ここから、闘牛場も見えました。
どこでもかしこでも、ツアーで一緒だった新婚さん組で写真の撮り合いっこをします(笑)
こういう時はツアーっては便利ですねぇ。
ここのカテドラルも素敵🌟人間がちっちゃいちっちゃい(笑)
日本の神社や寺と違って、海外はどこも建物が巨大です。
ちなみに、「コロンブスの墓」はここにありました。
セビリアから出航したんですねぇ。
このカテドラルは全体的にキンキラキン。
上の写真は、主祭壇で写真を撮るツアー客の1人。関西人です。
みんな写真を撮るのに忙しそう。
このカテドラルの横に「アルカサール」
という王宮があって、そこも見学。カトリックの王なのに何故かアラビア建築らしい。
本当に、ここの建築は天井がすごいわぁ♪目が眩むほどの繊細な美。
一度は生で見るべきですねぇ。
そして、昼食はドン・ファンの舞台にもなったHOSTERIA DEL LAURELってところで。
セビージャ風チキン…と言われてもどこらへんがそうなのか…?
とにかくオリーブが沢山使われとりました。
南スペインは観光地らしく、行くとこ行くとこ土産品屋さんが目白押しで
お土産には困りません。そこの土地の特産物が買えます。
僕も行く先々で、土産品を購入したんですが、
その中の1つ、置き時計が現在…
短針が18時辺りから動きません(~_~;)
直そうと触ってたら、時計の数字が取れてしまいました。
クオリティの問題なのか、長距離移動の負荷のせいなのか…。
ちょっと寂しいです。
昼食後はバスでグラナダに移動となります。3時間半。
みんな疲れて爆睡zzz
添乗員さんはずっと起きてて、仕事とは思いつつ凄いなぁと感心します。
結構な年齢の女性の添乗員さんで、実はこのツアーで引退するとのこと。
超距離移動中は日本にいる可愛い甥のことばかり考えて時間をつぶしているそうです(^-^;
五日目。
この日は、アルハンブラ宮殿見学です。
常識知らずな僕でも名前は聞いたことある観光名所で、
あのフランスの「モンサンミッシェル」より年間観光客数は多いらしい。
そのため、入場するのも厳しく、
入場券は時間指定があり、提示されている時間内に入場しないと、
その券は無効となるらしいです。
事前にネットかなんかで購入していて、時間ギリギリで行ったら 長蛇の列で時間切れとなる観光客も多いらしいのでご注意を。
ちなみに、僕が訪れた1月はどこに行っても驚くぐらい観光客は少なく、ゆっくり回れました。 やはりオフシーズンが狙い目ですね。
個人的には、スペイン旅行で「アルハンブラ宮殿」が一番心に残りました。
ガウディも良かったですが、僕の中では全然こっち。
細かい装飾の数々…息を呑む芸術にウットリ💛
もっと高性能な一眼レフを持って行きたかったです…💦
天井だけではなくて、壁全体に1mmの余白もなく、
ビッシリ何かしらの模様が施されていて、同じものは2つとない。
これこそ芸術(゚Д゚≡(。_。≡(゚Д゚≡(。_。≡(゚Д゚≡(。_。≡
この空間にいるだけで、感動のあまり全身鳥肌が立ちました。
今、写真を見るだけでも思い出されて気分いいです(笑)
イスラムを追い出したカトリックが、宗教を超えて
この宮殿を「美しいから」という理由で壊さなかったのも頷けます。
こちら、宮殿から眺められる「アルバイシンの丘」。
ガイドさんおすすめの場所(あんまり他の観光客に知られてない)。
このアルバイシンという町自体が世界遺産だそうです。綺麗ですね。
さて、次に向かったのが「ヘネラリーフェ庭園」。離宮です。
アルハンブラ宮殿から徒歩10分ってとこです。
☝は一番有名な「アセキアの中庭」。
春や夏とかに訪れると、ここは色とりどりの植物が咲き誇り、
いい香りがし、噴水があるのでいい涼みにもなる最高の場所だそうですが、
1月なので寂しいもんです (´・ω・`)
離宮から眺めるアダハンブラ宮殿も素敵です🌟
午前中フルに使って、アルハンブラを満喫させて頂きました。
ツアーによっては、ここをサラッとしか見ないものもあるようですが、
是非ここに時間を割くツアーを選ぶべきだと思います。
後ろ髪ひかれつつ、バスでミハスへ。所要約2時間。
ミハスは観光地兼裕福なスペイン人の別荘地でもあるそうです。
ミハスと言えば「白い町」として有名。
家の壁には色彩豊かな花が飾ってあり綺麗だと添乗員さんが言うので、
ちょっと期待。
お昼は、ミハスの丘に建ってるレストラン。
なんと窓からアフリカ大陸が見えると言われましたが、
しかし、
アフリカ大陸はおろか一寸先も見えない濃霧+どしゃ降り雨☂
午前中のアルハンブラの空は快晴だったのに…(泣)
ちなみに、現地の天気予報では旅行全日程で雨の予報でしたが、
結果的に雨に見舞われたのはこの日だけ。あんまり信頼性高くないのかな?
店は閉まっており、車代わりのロバもおらず、
冬なので華やかな花も見当たらない…ひ、ひどい…。
小さな闘牛場があったり、オシャレな土産屋さんがあったりと
見所はそれなりにありましたが、いかんせん…
傘を持ってない僕らにとっては相当身動きがとれにくかったです。
添乗員さんが「私の鼻息で雨雲を吹き飛ばします!」とか言って、
フンフン頑張ってくれましたが、やはり鼻息じゃ無理だったみたい。
ミハス観光が終了後、またグラナダに舞い戻り、
そのまま空港⇒バルセロナへ移動✈
披露宴の自作エンドロールムービーのワンシーンで、
サクラダファミリア前で僕と妻が抱きつく
という演出を考えていたので、
バルセロナも雨だったらどうしよう…と心配しましたが、
到着したら快晴で、安心しました ε=( ̄。 ̄;)フゥ
ちなみにバルセロナ空港は2009年に新ターミナルができていて、
ターミナル内には沢山のショップがあり、
買い物してたら半日ぐらいゆうにつぶれそう。
ZARAやTOUSもありました。TOUSは今回初めて知ったブランドで、
可愛い!っと思って値段を観たら、
価格は全然可愛くなかったのを覚えています。
六日目。
いよいよスペイン旅行も終盤。「バルセロナ」観光です。
バルセロナ観光といっても、その日は日曜日。
土産用にブランドショップやデパートを買いあさる予定が、
キリスト教の教えなのか日曜日にはお店が全て閉店…(・_・;)
グラシア通りという、ブランドショップがズラリと立ち並んだ広い通りを
ただただ、眺め歩き、切なさで胸が締め付けられました。
朝早くから最初に行ったのが「サグラダファミリア」。
大学生の時に見た映画「未来予想図」がきっかけでここに興味を持ち、
今回、実際に二人でやってきて、なんともまぁ感慨深いものがありました。
中に入れば分かりますが、まだまだ工事中って感じ(笑)
周りの尖がった屋根(?)もどんどん増えているらしいです。
完成予定では、今よりもグンとまだまだ高くなるらしく、
バランス崩して壊れるんじゃないか?って噂もあるようですが、
現地ガイド(スペイン人)にそう尋ねると、
「壊れたら壊れたで遺跡になって、より有名になるかもしれないね。」
なんて、典型的なスペイン人の「なるようになるさ」的答えが返ってきて、
こりゃ本当に壊れそうだとちょっと思いました。
いつか、「結婚○十年目記念」でまた見に来たいですが、
叶わないかもねぇ。
まだできてませーん。
天井は、これから色や装飾が施される予定だそう。
螺旋階段。目が回る~~。
ここの土産ショップは、オシャレで、旅行中一番の当たりでした。
お皿やTシャツを購入。
曲線にこだわるガウディさん、
次に移動した「グエル公園」でもその趣向を表現。
この長いベンチ、なかなか身体にフィットして座り心地良好(^_-)-☆
ガウディは、人間工学にも長けていたらしい。
この長いベンチを抜くべく、頑張って長くして、
見事世界一というギネス公認のベンチが
石川県にあるらしい(-_-;)
石川県人には悪いけど、1位はグエル公園にあげたかった…。
これも公園内。なんでまたこんな斜め柱をわざわざ作ったのか…。
そして、超有名なトカゲ君。
流石にここには人だかりができていて、写真撮るのに苦労しました。
急ぎ足で次の目的地、カサ・バトリョへ移動です。
バトリョ邸の隣には「カサ・アマトリェール」が建っていました。
こちらはドメネクさんという同世代の建築家が建てたもの。
「ガウディ」意外にも見所はいたるところにあります。
館内はガウディらしい丸みを帯びた作りになっていました。
こちら☟は待合室?作りが特殊なので、
この中で喋っても、話の内容が外に聞こえないようにできているそう。
見学は1Fのみです。ここで一時解散。
ここから自由行動。買い物はできないので引き続き観光することに。
旅行前から妻が行きたいと熱望していた「カタルーニャ音楽堂」へ。
こちらもドメネクさん作。
日本人にはガウディが人気ですが、ドメネクさんが手がけた
ココやサン・パウ病院は、実は欧米観光客に絶大な人気らしいです。
この音楽堂の「見学ツアー」に参加しましたが、
ガイドの選べる言語は英語かカタルーニャ語。
どっちも分かりません。
ちなみに、ここはカメラ・ビデオは禁止です。
適当なスペイン人には珍しく、撮ってないか見張りがへばりついています。
あまりにも美しいところなんで(この時代の建築物でNo.1と言われている)、
是非撮りたかったんですが、怒られたくないので諦めました…。
一応、ネットから取ってきた画像を載せておきます。
どこもかしこもウットリですが、一番は天窓の装飾。
これはもう自分の目で確かめるしかないです。
音楽堂の後は、そのまま「ピカソ美術館」に移動。
運よく、この日は入場料無料の日。ラッキー(^_^)
館内で、中西哲生さんと原史奈さん(奥さん)を発見。
日本に帰国後、原さんのブログで確認したら、
その夜、中村俊輔と会食していたみたい、すごー。
あ、ピカソ美術館は普通でした。
その後は、カサ・ミラへ。こちらは自腹。
ガウディが手掛けた最後の私邸であり、現役のマンションです。
中は、ガウディ建築プチ博物館になっていました。
時間が押していたので、勿体ないですが、スイスイと進みました。
屋上に出ると、仮面の形をした煙突群。だいぶ曇ってきましたね。
上下に緩やかなカーブを描く歩道(?)があり、
公園のような屋上で観光客もくつろいでいますが、
僕らは急いで戻り、ツアー客と合流して、港のレストランで会食です。
他のツアー客と1週間近くも一緒にいると、親近感も湧き、
なんだか素敵な食事会となりました。もう終わりかと思うと寂しいですね。
食事の途中から外では雨☂
本当に天気もよーもってくれました。
七日目。
ついに日本に帰国の日。
朝食をとりつつ、「はぁ」とため息が漏れます。
遅れるといけないということで、早めにホテルを出発しました。
7時くらいにはバルセロナ空港に到着したかなぁ?
7時半から搭乗手続き開始。
…のはずが、窓口に1人しかフィンエアーの人が座ってない(゚Д゚;)
しかも、その人夜勤さんなのか、並んでる僕らを横目に
しばらくしてスタコラ帰ってしまった。
いよいよ、誰もいなくなるカウンター。
ソワソワする添乗員さん。
空港で買い物する時間がみるみるなくなってみんなもイライラ…。
☝窓口に誰もいない証拠写真(笑)
この時点で10~15分過ぎてたと思います。
本当に、時間にルーズなお国柄ですね。
少しして、やっと1人、2人…とおもむろに、やってきました。
待っていた客に謝る素振りもなく、
仲間内で世間話をしつつ仕事の準備を始め、
カウンターに着いて、やっとそこでネクタイを締め始める人も…。
驚愕しつつその人らを見ていたら、目が合い、
笑顔で手を振られた。
オイッ!!
一緒に待ってた人のバック。
丁度サンタさんが帽子をかぶったみたいで可愛かったのでパシャリ📷
やっと入れた時には、出発まで残り1時間。
お土産品をバーっと買い漁り、急いで搭乗となりました(トホホ)。
3-4時間飛んで、またヘルシンキに到着です。
雪国ですなぁ。ここで暮らす人も大変そう…。
ここでも少し買い物する時間があったので、ムーミングッズを数点購入。
それを披露宴のドレス色当てクイズの商品にしました。
同じ商品を天神の雑貨店で見付けましたが、
日本で買う方が2、3倍くらい高かったです。
そして、ここで添乗員さんに「旅日記」といいますか、
旅の全日程中の出来事を添乗員さんがメモしたものを頂きました。
感激です。
すごく素敵な添乗員さんでした。
今回で定年退職するらしいので、もう会えないと思うと余計寂しいです。
この方には、関空に着いても最後までお世話になりました。
社員さんも色々でしょうが、ひとまずJTBサイコーです。
そういえば、帰りの飛行機で、エコノミー席にいた中国人(女性)が、
『ここ空いてるからいいじゃん!』って勝手に侵入してきて、
ビジネスクラス席に座るというゴタゴタがありました。
⇒後につまみ出されます(爆)
国も違えば色んな人がいますね。
日本に帰って翌日から普通に仕事です。
他の新婚さんはまだ休みが続くとか言っていて羨ましかったなぁ。